法隆寺中門と金剛力士像 - 国宝建造物全国制覇しながらの旅日記

法隆寺中門と金剛力士像

法隆寺 西院伽藍

法隆寺

長い石畳を歩くと中門です。ここから西院伽藍になります。

法隆寺中門

飛鳥時代の伽藍は、中門は大きく、南大門がやや小さくしているようです。

西院伽藍の正面にある中門は
・軒下の雲形の組もの
・エンタシスの柱
・卍崩しのデザインと人字形の割束(わりつか)
飛鳥建築の様式美と言われています。

中門は、奥行きが3間と深くどっしりしています。

現時点では、聖徳太子建立のものではなく、火災で焼失したあと670年に再建したという説が有力です。

中門には境内を守る金剛力士像(仁王)が立っています。金剛力士像が711に造られたと記録があるので当然、中門はそれより以前に造られているでしょう。

金剛力士像は、心木をもとに塑土でつくられていますが、迫力がある形相です。

法隆寺金剛力士像 阿形(あぎょう)
塑像 高さ380cm 711年 重要文化財金剛力士像阿行

法隆寺金剛力士像 吽形(うんぎょう)
塑像 高さ379cm 711年 重要文化財
金剛力士像吽行

二つの仁王像は仏の世界を守るべく、迫力ある形相で中門にありました。

この中門からは入れないため、左に回って入口、

法隆寺入口

いよいよ金堂、五重塔、大講堂の西院伽藍です。

続く

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