京都清水寺の修復日程と状況(平成の大修理) - 国宝建造物全国制覇しながらの旅日記

京都清水寺の修復日程と状況(平成の大修理)

清水寺の「平成の大改修」の進行状況と今後の修復予定についてです。

清水寺では、平成20年から「平成の大改修」を行っています。

清水寺の境内にある8つの重要文化財と国宝の本堂を順次、修復していきます。

総工期11ヶ年、総予算40億円の一大修復プロジェクトです。

修復が長期に渡るので、拝観が安全に、かつ、できるだけ美しい観ることができるように工事は2棟づつ順番に、慎重に進めていく計画になっています。

<すでに修復終了したもの>
1.馬駐(終了)
馬駐=本瓦葺の経年劣化のほか、地盤面の不同沈下に伴い建物が傾斜していたため、解体修理を行い、建築当初の姿に復原整備を行いました。
清水寺馬駐

2.本坊北総門(終了)
本瓦葺・軸部・門扉など、各部の経年劣化が著しかったため、解体修理を行いました。

3.朝倉堂(終了)
本瓦葺の経年劣化のほか、軒先の乱れ、組物の傾きなどが生じているため、軸部を残す半解体修理を行い、建具・塗装などの補修もあわせて行いました。

4.子安塔(終了)
子安塔=檜皮葺の経年劣化のほか、建物の傾斜、塗装の剥落や退色が進んでいるため、解体修理を行いました。
清水寺子安塔

5.清水寺三重塔(終了)
三重塔は寛永9(1632)年に再建され、高さ30メートル。三重塔としては国内最大級覆い屋を設け、極彩色を復元させる作業などを行いました。(平成27年3月まで)
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6.阿弥陀堂(2011年3月〜2017年6月)
建物に傾斜が生じているほか、床下部材に損傷がみられることから、半解体修理を行う予定です。なお、外陣部分については解体し、地盤強化、礎石の据え直しを行うほか、塗装の塗り直しなどもあわせて行いました。

7.奥の院(2013年3月〜2017年6月)
檜皮葺の経年劣化のほか、小屋梁の折損、彩色・塗装の汚れや経年劣化が著しいため、小屋梁まで解体する半解体修理を行い、あわせて彩色・塗装の塗り直しを行いました。なお、舞台部分については平成17年度に修理済。
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轟門/釈迦堂
※屋根の葺き替え
轟門=本瓦葺の経年劣化のほか、柱の足下に腐朽が生じているため、軸部を残す半解体修理を行うとともに、揚屋による柱足下の修理を行いました。
2013年(平成25年)1月〜2016年(平成28年)7月
釈迦堂=経年劣化の生じている檜皮葺の全面葺替のほか、内部の漆の塗り直しなどを行う予定です。
2018年(平成30年)以降 2020年までの予定

清水寺本堂(実施中)
2017年2月〜2020年3月予定
最後になる本堂の実施はいろんな意味でたいへんです。
シートが本堂に覆いかぶさり本堂全体を見渡すことができません。

2018.5.6更新

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